【PR】次世代の監査システム!EveryPickのオススメポイント3選
こんにちは。アシオです。
今回は株式会社ファルモより出ている『EveryPick (エブリピック)』のご紹介です。
薬局のDX化が進む中で、対物業務の負担を減らす『調剤監査システム』は今後必須のツールとなります。
EveryPickの実機を借りて感じたオススメポイントについて書きたいと思います。
・監査システムをすでに採用している薬局
・採用を検討している店舗に勤めている薬剤師
EveryPick(エブリピック)とは?
株式会社ファルモが提供する『クラウド型』ピッキング監査システムです。
「EveryPick(エブリピック)」は医薬品の取り間違いを防止し、エビデンスも残せるクラウド型のピッキング監査システムです。
錠剤のヒートについている『バーコード』を読み取ることで、ピッキングに誤りがないかを確認することができます!
人が行うのですから、どんなに人を訓練しても間違いは避けられません。人間は適度な緊張のときにはエラーの発生は少ないのですが、過度の緊張や緊張感が少なすぎるとエラーが多く発生します。また単調な監視業務では30分を超えると緊張が続きません。
厚生労働省 職場の安全サイトより
上記のように人間はどれだけ注意していても、間違いを起こしてしまいます。
・経験年数 ( ベテラン薬剤師の数 )
・職場環境 (マンパワー不足、多診療科の門前薬局)
これらの要素に関わらず、監査支援システムなどを導入した画一的な対策が必要となります。
従来の監査システムとの比較
現在、市場に出ている監査システムには大きく分けて『3種類』があります。
大手チェーン薬局などで採用されている監査システムとして、『ハンディー型』 と 『設置型』が一般的かと思います。
ハンディー型
『ハンディー型』は、手のひらサイズの専用デバイスで錠剤ヒートのバーコードを読み込むタイプのピッキング監査システムとなります。
簡便で扱いやすいですが、専用のデバイスの購入が必要であり初期費用が掛かります。
また、『数量の確認』はできないため数量間違いを防いだり、後日患者からのクレームが来た場合に対応が難しいことがあります。
レセコンでの入力が終了しないと監査に移行できない点も、待ち時間が発生してしまい効率的な業務の妨げになる印象を受けます。
設置型
『設置型』は秤のついた台に調剤したヒートを置くことで、重さからピッキング数に間違いがないかを確認することができます。
また、『カメラ』も付いているため監査内容を画像で残すことも可能です。
しかし、『デバイスが大きく』複数台を薬局に置くことが現実的ではありません。
一処方あたりの回転が速い薬局だと監査待機が起こりやすい印象をやや受けます。
スマホ型 (クラウド型)
今回紹介するEveryPickはこれらと全く違う、『スマホ型(クラウド型)』のピッキング監査システムとなります。
以下、実機をお借りして筆者が感じたオススメのポイントを3つ紹介します。
EveryPick オススメポイント 3選
特徴① マルチスキャンモード
EveryPickは1回の監査で画面に映るだけの薬を瞬時に監査することができます。
これを『マルチスキャンモード』と呼びます。
一つ一つの医薬品をスキャンするハンディー型と違い、一度に多くの医薬品の監査ができるため時間短縮につながります。
動画のようにアプリを立ち上げると『すぐに薬を読み取る画面に移行』するシンプルな操作性です。
そのため、『新人薬剤師』や『ご年配の方』でも比較的簡単に使用することができるとも感じました。
また、『監査業務の一時保存機能』もあるため、処方箋入力の待ち時間に『ピッキング』や『監査』を進めて、入力終了後に監査を確定する使い方もできるため時間を有効に使うことができます。
特徴② データはクラウド上に保存!
薬局で頻繁に起こるトラブルとして、
『薬が入っていない!』
『薬の数がいつもより少ない!』
というものが少なくありません。
EvreyPickは処方箋1枚あたり、10枚の写真を取ることができます。
また撮影データはクラウド上に保存されるため、撮影した多くの写真を長期的に残すことができます。
保存データは管理パソコンと紐づいているため、契約する系列店舗のデータを1箇所(本部など)で、一括管理することも可能です。
・2週間前の調剤が正しく行われていたか?
・月締めに行う棚卸しで、差異が発生してしまった…
このような場合でも該当薬剤を検索して、監査結果や画像などを確認することが可能です!
私の勤めている薬局では毎日『ハイリスク薬の棚卸し』を実施しているため、この機能にとても魅力を感じました!
特徴③ 契約すれば何台でも使用可能!(マルチスキャンモード除く)
EveryPickは契約すれば、その使用台数に制限はありません。
ios端末にアプリを入れれば、その台数で使用可能です!
極端な話、シングルスキャンモードだけなら、スタッフの人数分スマートフォンを準備して全員で監査業務を行うことができます。
ピッキングが終わっているのに『端末が使用中で監査ができない』ということを防ぐことができます。
導入のための費用
EveryPick導入するために掛かる費用は以下になります。
アプリをインストールができるios端末が必要です。
中古の端末でも使用可能なため、初期費用も比較的抑えることができます。
マルチスキャンは別途設定や費用が掛かるため、『必要な店舗』に『必要な台数』だけ導入すると良いでしょう。
EveryPicKの導入方法
EveryPickを導入するためにはレセコンとの連動が必要です。
ほとんどのレセコンメーカーに対応しているため、速やかな導入が可能です。
導入のための操作もオンライン上でのやり取りが主となります。
一部の操作はこちらで行う必要があるようですが、大まかな設定は遠隔操作で行うとの事で業務終了後にシステムを入れることは難しくないと感じました。
筆者が考える実際の活用例
⑴ 1人薬剤師で勤務している方
① 1日あたりの処方箋枚数が少ない場合…
→ 『シングルスキャン端末』のみでピッキングした薬に差異がないか確認。監査データの一時保存も上手く利用して入力終了までの時間を無駄なく活用。
② 処方箋枚数が多く、ピッキング錠数も多い場合…
→ シングルスキャンの端末だけでなく、『マルチスキャン対応端末』も追加契約!それらを使い分けて監査時間を短縮。月締め棚卸しもクラウドデータを用いて簡便化!
⑵ 処方箋応需枚数が多い、総合病院などの門前薬局の場合…
→ スマホ端末を複数台使用!『マルチスキャン対応端末』も別途2〜3台契約し、処方医薬品の数による使い分けで作業効率をアップ!
まとめ
厚生労働省が提唱する「患者のための薬局ビジョン」からも、これからの薬剤師は『対物業務』ではなく『対人業務』に力を入れていく必要があります。
ピッキング業務を『より簡易的』に、『より安全に』行うためのシステムを導入することは薬剤師が専門的な業務に力を入れるために必須のツールとなりえます。
EveryPickは 『操作性も簡便』であり、『初期費用も抑えられる』ため、ピッキング監査システムの導入を検討されている薬局につきましては、選択肢の一つになり得ると考えます。
無料トライアルも行っているので、興味がある方は是非下記リンクへアクセスしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。