転職や履歴書作りで役立つ!ポータブルスキルを鍛える方法
こんにちは。アシオです。
2023年 12月より休職中のHSP気質の薬剤師です。(2024年3月現在)
薬剤師歴10年の中で2回の転職を経験しました。
① 400床を有する基幹病院 (2年)
② 地域に根差した中小調剤薬局 (4年)
③ 全国にチェーン展開している大手調剤薬局 (4年)
今回は転職時に役立つ『ポータブルスキル』について書きたいと思います。
・履歴書に書く内容に困っている人
・転職する上で必要なスキルが知りたい人
ポータブルスキルとは?
ポータブルスキルとは、『持ち運べるスキル』のことを言います。
ポータブルスキルの例
① コミュニケーションスキル
『コミュニケーションスキル』は、サラリーマンでもフリーランスでも必須のスキルです。
・合わない上司との接し方
・後輩教育 など
組織で働く以上、チーム内で円滑に立ち回るスキルは今後も求められます。
② ライティングスキル
『ライティングスキル』も汎用性が高いです。
・企画書の作成
・プレゼン資料の作成 など
『分かりやすく』、『読みやすい』文章を書く力は、今後も求められるスキルです。
③ マネジメントスキル
チームをまとめるための『マネジメントスキル』も重宝します。
また、管理職であれば『会社』や『店舗』の財経にも関わることもあるため、それらのスキルを鍛えることができます。
アンポータブルスキルとは?
アンポータブルスキルとは『持ち運べないスキル』のことを言い、その“会社”、“店舗”でしか使えない汎用性の少ないスキルです。
アンポータブルスキルの例
良いアンポータブルスキル (専門スキル)
『〇〇免許』と言った“その業務を独占できる資格”は強いです。
また、『珍しい専門的スキル』は需要もあるため、転職の役に立つ場合があります。
一方、専門外の分野にいくとあまり役に立たないことが多いです。
悪いアンポータブルスキル(その会社でしか使えないスキル)
薬剤師で例えると、『その店舗独自の調剤ルール』などです。
・理由はないけど、創業時からのやり方で続けている業務…
・システムの導入が難しく、いまだにアナログなやり方をしている業務…
これらは、次にいく会社で使えない場合があります。
ポータブルスキル、アンポータブルスキルどっちが重要?
どちらが大事か問われると、『どちらも大事』です!
ポータブルスキルは汎用性が高いですが、専門性に乏しいため差別化が難しい側面があります。
アンポータブルスキルはその免許が不要なところでは『無意味になりやすい』です。
大切な考え方
大切なのは、自分が今取り組んでいる業務を細分化して『どちらに該当するか』を考えることです。
その“会社”や“店舗”独自のルールを覚えても、次の転職先で使えないものになるかもしれません。
一方、ポータブルスキルに該当するなら積極的に磨き、現在務める会社が無くなっても通用する状態を目指すことが大切です。
ポータブルスキルを鍛えるには?
『転職活動』を行う
市場価値を手取り早く把握するなら『転職活動』を行うのがオススメです。
『履歴書を書く』ことで自分のスキルの棚卸しをすることができます。
また転職エージェントに相談して、第三者の目線で今後必要なスキルを見つけて磨くことができます。
『副業』を行う
『副業』もポータブルスキルを鍛える上で打ってつけです。
『ライティングスキル』や『コミュニケーションスキル』は“実践の場”でこそ鍛えることができます。
積極的に『クライアントと話し合い』、『提案書を送り』地道に鍛えていきましょう。
まとめ
終身雇用制度が崩壊して、転職や副業が当たり前の時代となっています。
自分の務める会社が定年まで経営が続いている保証もありません。
大切なのは、『自分のスキルの棚卸し』です。
自分が現在持つスキルが『ポータブルスキルなのか?』、『アンポータブルスキルなのか?』、『足りないスキルをどう磨くか?』
是非、それらを考えながら日々過ごしていきましょう!