繊細な自分に悩んでいる方へ!HSPが持つ4つの能力とその活かし方
こんにちは。アシオです。
2023年 12月より休職中のHSP気質の薬剤師です。(2024年3月現在)
休職をきっかけに自分の『HSPという気質』について理解を深めることができました。
HSPの『繊細な気質』は組織や社会で生きにくさを感じることがあります。
一方、『自分に適した環境』であれば優れたパフォーマンスを発揮すると言われています。
今回は、HSPが持つ『4つの能力』と『それを活かす方法』について書きたいと思います。
・HSPの気質に悩む人
・HSPの長所や得意を知りたい人
HSPとは?
HSPとはHighly Sensitive Personの略で「とても敏感な人」を意味します。
(日本では“繊細な人”と言われることが多いようです。)
アメリカの精神分析医 エレイン・アーロン氏が提唱したもので、『繊細な気質を持つ人』を指します。
この気質は『人間だけが持つわけではない』ようです。
この気質の根底には、以下の4つの面(DOE’S)が必ず存在すると言われています。
DOE’Sとは?
DOE’Sとは、HSPが持つ4つの気質の『頭文字を取ったもの』です。
HSPが持つ『4つ』の能力
・D (Depth): 深く処理する(深く考える)
・O(Overstimulation): 過剰に刺激を受けやすい
・E(Emotional & Empathy): 感情反応が強く、共感力が高い
・S(Subtlety): 些細な刺激を察知する
参考図書 : 仕事、人間関係の悩みがスーッと軽くなる!「繊細さん」の知恵袋
D (Depth): 深く処理する(深く考える)
様々なことを『瞬時に感じ取り』、他の人よりも物事を深く考える傾向があります。
『複雑なこと』や『細やかなこと』に目を向け、表面的なことよりも本質的なことを考える傾向があります。
O(Overstimulation): 過剰に刺激を受けやすい
人一倍『気がつき』それを処理するため、早く疲労を感じやすいです。
『大きな音や光』、『暑さや寒さ』、『痛み』などに敏感だったり、楽しいイベントでも刺徴を受けすぎて疲れたり、興奮して目が冴えて眠れなかったりします。
感じすぎた刺激を流すために、『ひとりの時間』や『静かな時間』が必要です。
E(Emotional & Empathy): 感情反応が強く、共感力が高い
共感力が強く『他者の意思』や『気持ち』を察しやすいです。
HSPは非HSPよりもミラーニューロン(共感を生む働きをするといわれている神経細胞)が活発だと言われています。
S(Subtlety): 些細な刺激を察知する
『小さな音』、『かすかな匂い』、『相手の声のトーンや視線』、『ちょっとした励まし』など、細かなことに気づくことができます。
HSPの気質を活かせる職場
① 『個人』で働ける環境!
現在は働き方が多様化しており、『フリーランス』として生計を立てやすくなっています。
下記記事で載せているように、『HSP』と『ブログ運営』の相性は良いので、副業的に始めてみても良いかもしれません。
② 『気の合う人』と一緒に働ける環境!
HSPは『少人数』や『気の知れた友人』との会話を好みます。
『自分と感性が合う仲間』と仕事ができれば、実力を発揮しやすくストレスもかかりにくいです。
③ 周りを気にしない上司、同僚がいない職場!
『自分の機嫌の悪さ』を前面に出す“上司”や“同僚”にいる職場だと、周りが気になり疲れやストレスが掛かりやすいです。
周りに配慮できる同じような感性を持つ人が比較的多い職場だとストレスが少ないと思います。
まとめ
HSPは自分に合う環境であれば、実力以上の力を発揮しながら活き活きと働くことができます。
そのためにも、『自分に合った環境探し』が重要となります。
今回の記事のように『HSPの持つ4つの能力』を活かせる環境に身を置けるように努力も必要です。
私自身、理想の働き方ができるように日々頑張っています。
一緒に頑張りましょう!
同じように悩む方の参考になれたら幸いです。