KTAA認証マークとは?医療ライターに必須のスキルなのか解説
こんにちは。アシオです。
2023年 12月より休職中のHSP気質の薬剤師です。(2024年3月現在)
医療系のウェブライティングをする際は『薬機法を遵守する』必要があります。
『薬機法』や『医療広告』について理解を有することを示す資格に『YMAA認証マーク』があります。
同じ協会が出す資格に『KTAA認証マーク』というものもあり、医療ライターを目指す上で必要なのか迷いました。
今回は医療ライターを目指す上で『KTAA認証マーク』が必要なのかについて解説したいと思います。
・現在、医療ライターを目指している人
・医療ライターを目指す上で『KTAA』を取得した方が良いか悩んでいる人
結論
医療ライターを目指す上で、『必死の知識,資格』ではない。(2024年3月現在)
ただし知識がある分には今後役に立つかも…
KTAA認証マークとは?
(KTAAマーク景品表示法・特定商取引法取扱個人認証規格の概要と目的)
KTAA認証マークとは、一般社団法人薬機法医療法規格協会より発行されている資格です。
KTAA個人認証マーク制度は『景品表示法』・『特定商取引法』の知識を習得した広告取扱担当者として評価し、その旨を示すKTAAマークを付与し、事業活動に関してKTAAマークの使用を認める制度です。
必要な人 (取っておくと良い人)
KTAA認証マークの取得が推奨されている人は以下になります。
・広告管理者
・商品企画者
・広告デザイナー など
『広告を管理する職種』の方や『商品開発に関わる職種』に就く人は、知識の習得が推奨されています。
景品表示法とは?
景品表示法とは『広告の表示』や『景品(プレゼント)の提供』を規制する法律です。
『景品表示法』とは、一般消費者を保護することを目的に制定された法律で、正式名称は『不当景品類及び不当表示防止法 』といいます。 事業者による不当な広告や表示を禁止したり、景品(プレゼント)の提供などの制限・禁止することなどにより、消費者が自主的・合理的に商品やサービスを選べるように規制がされています。
特商法(特定商取引法)とは?
特商法は『違法な勧誘行為を防止』して『消費者の利益を守る』ための法則です。
クーリング・オフ制度に関わる法律ですね!
特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。 具体的には、『訪問販売』や『通信販売等』の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールと『クーリング・オフ』等の消費者を守るルール等を定めています。
医療ライターがこれらを犯すことはある?
結論からして医療ライターが上記2つ(景品表示法や特商法)を犯す可能性は低いと考えます。
なぜなら、これらは『依頼元の事業者』が関わることが多いためです。
まとめ
KTAA認証マークについて解説しました。
医療ライターとして生計を立てる上で、必須の資格ではありませんが『今後記事作成を依頼』し『掲載する立場になった際に役立つスキル』かと思います。
個人的には、医療ライターになりたてであれば『薬機法の勉強に注力』した方が良いと考えます!
興味がある方は是非、勉強してみてください!