薬嫌いな薬剤師がオススメする!風邪予防にマヌカハニーが良い理由
こんにちは。アシオです。
2023年 12月より休職中のHSP気質の薬剤師です。(2024年3月現在)
昨今の新型コロナやインフルエンザの流行で、『抗生剤』や『風邪薬』の出荷調整が続いています。
個人的には風邪に『抗生剤』や『風邪薬』は必要ないと考えています…
慢性的な薬不足が続く中で、『風邪予防』の重要性が示唆されています。
今回は私が実践している風邪予防として『マヌカハニー』のご紹介させていただきます。
妊娠している方でもできる安心・安全な予防法なので是非ご覧ください。
・なるべく風邪薬を飲みたくないと考えている人
・日頃の風邪予防を徹底したいと考えている人
・風邪薬を飲みにくい『妊娠中』の人
風邪に抗生剤は必要?
そもそも風邪症状に抗生剤は必要なのでしょうか?
一般的に、『咽頭炎』や『気管支炎』と言った『上気道感染(風邪)』に抗生剤は推奨されていません。
なぜなら、風邪の原因の『90%はウイルス』だからです。
ウイルスによる風邪や下痢のように見える感染症の中には抗生物質(抗菌薬)の効く細菌による感染症が一部含まれていることは事実ですが、『風邪』や『下痢』の大部分は抗生物質(抗菌薬)の効かないウイルス性の感染症や抗生物質(抗菌薬)を飲んでも飲まなくても自然に治る感染症です。
ハチミツは風邪に効果がある?
ハチミツには『殺菌作用』と『抗炎症作用』があり、風邪の予防や初期の感冒症状に効果があることが示されています。
喉の痛みを緩和する代替医療として用いられてきたハチミツだが、英オックスフォード大学の研究者が、『ハチミツが上気道感染症(風邪)の症状に効く』という研究結果を「BMJ Evidence Based Medicine」(2020年8月18日オンライン版)で発表した。
オススメのハチミツ(マヌカハニー)
筆者がオススメするハチミツに『マヌカハニー』があります。
マヌカハニーは『殺菌作用』が科学的に示されたハチミツです。
マヌカ(Leptospermum scoparium)とは、灌木種の一つで、ニュージーランドにのみ自生するフトモモ科の低木です。この花蜜を集めるミツバチによりマヌカハニーは作られます。
UMF と MGO
マヌカハニーの殺菌力を示す指標に『UMF』と『MGO』はあります。
UMF (ユニーク・マヌカ・ファクター)
マヌカハニーの抗菌特性が発見されたのは1990年代です。
この時点では、マヌカハニーの抗菌特性の成分は特定されておらず、
ピーター・モラン教授によって開発された「抗菌試験」で測定した等級を
UMF(Unique Manuka Factor:ユニーク・マヌカ・ファクター)で表示していました。
MGO (メチルグリオキサール)
2006年にトーマス・ヘンレ教授がマヌカハニーの抗菌特性成分を『メチルグリオキサール(MGO)』と特定。
成分そのものの含有量を表すMGO等級を開発しました。
1歳未満の接種は注意!
ハチミツの『1歳未満』の接種は、ボツリヌス菌感染の可能性があるため大変危険です!
以下、厚生労働省が出している注意喚起となります。
赤ちゃんのお母さん・お父さんやお世話をする方へ
❶ 『1歳未満』の赤ちゃんがハチミツを食べることによって『乳児ボツリヌス症』にかかることがあります。
❷ ハチミツは『1歳未満』の赤ちゃんにリスクが高い食品です。
❸ ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。1歳未満の赤ちゃんに『ハチミツ』や『ハチミツ入りの飲料・お菓子』などの食品は与えないようにしましょう。
まとめ
風邪症状に対して『ハチミツが効果的である』ことについて書きました。
風邪は『日頃の予防』が重要となります。
『適度な運動』、『栄養バランスの取れた食事』、『手洗いやうがい』なども重要ですが、殺菌作用のあるマヌカハニーを摂ることで徹底して予防することができます。
『風邪をひきやすい人』や『何らかの理由で薬が飲めない人』にオススメなので気になる方は是非手に取ってみてください!