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パワハラ
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薬剤師1年目に受けたパワハラ経験談!すぐに逃げてほしい1つの理由

アシオ / 薬剤師 / 医療ライター
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こんにちは。アシオです。

2023年 12月より休職中のHSP気質の薬剤師です。(2024年2月現在)

薬剤師歴10年目ですが、新卒で入った病院をパワハラが原因で2年で辞めた過去があります。

今はブログのネタになっていますが、現在パワハラを受けている方からすると毎日地獄の日々かと思います。

今回は『私が実際に受けていたパワハラ内容』と、『そのことにどう向き合ったか』、最後に『現在進行形でパワハラに苦しんでいる方に伝えたいこと』について書きたいと思います。

こんな方に読んでほしい

・今現在、パワハラの被害に遭い苦しんでいる人
・今後パワハラの被害に遭った際の参考にしたいと思う人

結論 

パワハラに個人で立ち向かうのは不可能です!

『いじめはいじめられる方が悪い』という人もいますが、そんなわけありません!

その人のことを思い『叱る』のと、気に入らないから『暴力の捌け口にする』のは明らかに違います。

パワハラをする人』、『それを容認する会社』からは即刻逃げましょう!

パワハラを受けているあなたは決して悪くありません。

以下私が受けた実体験を元に、パワハラに立ち向かうことが、いかに難しいかをお伝えします。

私が実際受けたパワハラ経験

パワハラ薬剤師 の詳細

名前 : 女性薬剤師 K
年齢 : 当時 50代 
役職 : 副薬剤部長
独身 : 一人暮らし

私が入社した病院

私が新卒で勤めた病院は複数の系列病院を有する法人で、6人入った同期それぞれの病院へ配属される形でした。

私が配属された病院には、『年齢が1つ上のSさん』と2人で入りました。

入社した初日の自己紹介で、

社会人1年目のアシオ
社会人1年目のアシオ

『大学時代に6年間ファーストフードでバイトをしてました!』
『バイトリーダーの経験もあり、飲み込みの良さに自信があります!』
『よろしくお願い致します!』

社会経験があることをアピールしましたが、

パワハラ女上司 Kさんに

パワハラ上司 Kさん
パワハラ上司 Kさん

『随分と自分に自信があるのね…』
『もっと謙虚にいかなきゃダメよ…』

と小言を言われました。

今思うとこのときから目をつけられていたのかと思います…

具体的なパワハラ内容

私が特に印象に残っているパワハラ内容は以下の3つとなります。

① 存在否定をされる
② 同期と比較される
③ 後輩、先輩の前で叱責を受ける

① 存在否定をされる

例えば、新人薬剤師の最初の業務と言える『錠剤のピッキング』で誤りがあると必要以上に叱責されました。

薬の品目数が錠剤だけで1,200ほどあり、どこに何があるか分からない状態で

パワハラ上司 Kさん
パワハラ上司 Kさん

『遅い!もっと早くしなさい!!』
『あなたの代わりならいくらでもいるのよ!!』

とプレッシャーをかけられました。

焦ってさらにミスを重ねると、

パワハラ上司 Kさん
パワハラ上司 Kさん

「あなたより、医療助手の方が使えるわ!!」

とに言われました。

② 同期と比較される

また、同期と比較されることが多々ありました。

私から見ても同期は優秀とは言えませんでした

朝、寝坊して就業時間に来ない際に、私が自宅まで起こしに行ったこともあります。

調剤業務を振られた際は、比較的簡単な散薬の調製に逃げる癖もあり、年上なのに大人気ないと感じていました

ですが、パワハラ女上司はなぜか同期には優しく私ばかりに攻撃をしてきて悔しい思いをしていました。

パワハラ上司 Kさん
パワハラ上司 Kさん

「Sくんはできてるのになんであなたはできないの!』

と言われたこともあります。

私にはSさんができているようには見えなかったので不思議でなりませんでした…

③ 後輩、同僚の前で激しい叱責を受ける

2年目になり3人の女性薬剤師が入社しました。

パワハラ上司Kさんは女性に優しく、彼女たちがどんなにミスを犯しても叱ることは決してありませんでした

むしろ、注意しなければならないことは私が伝えるようにと指示をされ、自分が彼女たちの悪者にならないようにしてました。

一方、私がミスをした際、『その後輩たち』や『同僚のいる前』で叱責を続けました。

その後、このパワハラ上司を反面教師にして、私が調剤薬局で管理者を経験した際は、部下を注意するとき、休憩室などに呼んで周りの目に触れないよう、言葉を選びながら行うようになりました!

具体的に試したパワハラ対処法

人によってはパワハラを受ける側にも問題があると言うかもしれません。

当時の私も、『パワハラを受ける自分の態度に問題がある』と感じてました。

そこで実際に受けていたパワハラに対して以下の3つの対策を試しました。

あくまで、参考程度にご覧ください…

① パワハラ対策委員会のトップに相談した

これは私が入社1ヶ月目に行った対策です。

系列の病院で勤める新人薬剤師が一同に介して行われる研修会で、薬剤師部門のパワハラ対策委員会の部長Aさんに相談しました。

・一生懸命働いているのに責められる…
・同じようなミスをしても、同期は怒られないが私だけ怒られる…
・私の代わりなどいくらでもいると存在自体を否定される…
・怒られる原因は私にあるかもしれないが、言い方に棘があり過ぎる

以上のことを相談しました。

相談した数日後に部長Aさんが私の配属された薬剤部に来て、上司Kさんにパワハラについて注意をしてくれたようでした。

これでパワハラが軽減すると考えましたが、Aさんが帰宅後、そうそうにKさんに詰められました

パワハラ上司 Kさん
パワハラ上司 Kさん

私がパワハラしてるっていうの!!』
『もうあなたなんて知らないわ!!』
『勝手にやって頂戴!!

と周りに同僚がいる中、罵声を浴びせられました。

これで、このまま私に関与しなくなってくれれば良かったのですが、翌日からさらにパワハラがエスカレートしました

アシオ
アシオ

このとき、上司や役員に相談しても何も解決しないこと社会人1年目で悟りました…

② こちらから歩み寄る努力をした

これは1年目初期〜1年目後期まで行った対策です。

上に相談してもダメ

先輩に相談しても耐えるしかない』の一点張りで自分でどうにかするしかないと考えました

この時期になぜか席替えで職場のデスクがKさんの隣になりました。

また、担当の病棟もKさんと2人ペアにされ、仕事中逃げることができない環境になりました。

色々と考えた末、Kさんに全面的に頼ろうと考えました!

病棟業務で分からない点』や「副薬剤部長にどうなったか』を積極的に聞き、仕事ができる(?)Kさんに憧れているスタンスでいこうと思いました。

作戦が功を奏したのか徐々に怒られることが減り、この方向で上手くやっていこうと考えてました?

③ なるべく関わらないように距離を置いた

Kさんに頼る大作戦』を実行している時に、Kさんから唐突にLINEを交換しようと言われました。

断るのも難しかったので教えたところ、頻繁にラインが来るようになりました。

食事に誘われたり』、『業務終わりに一緒に買い物にいこうと言われたり…

断ることができず、何度か2人でご飯に行ったこともありました…

そんなある日、年末の夜Kさんから突然電話が入りました

しかし、私は恐怖のあまり無視してしまいました。  

アシオ
アシオ

緊急の要件ならもう一度連絡がくるだろう…
そしたら電話に出よう…

と自分にいい聞かせて…

年明けに出社した際、Kさんに鬼の形相で詰められました

パワハラ上司 Kさん
パワハラ上司 Kさん

「私の電話は出れないのね!」
「もうあなたには連絡しません!」

周りに同僚がいる中、大きな声で怒鳴られました。

それ以降、パワハラがエスカレートし、後輩の前で叱責されることも頻繁に起こり、精神的にボロボロとなって退職することになりました。

在籍していた2年間で有給は2回しか使っていないため、相当残ってましたが、もちろん消化させてもらえませんでした

パワハラの解決方法なんてない!

結論でも書きましたが、パワハラを解決する根本的な手段はないと個人的に考えます。

私自身、上記の方法で2年間パワハラに耐え続けましたが、結果的に逃げて良かったと心の底から思っています

泣き寝入りするのは悔しいですが、現状パワハラの被害に遭っている人はいますぐ逃げてください

話が通じない相手とまともに向かい合うだけ時間の無駄です。

上から注意を受けて、治るくらいなら最初からパワハラなどしません

相手のことを思い、愛情を持って叱ることは『教育』ですが、自分の憂さ晴らしで相手を攻撃するのは『ただの暴力』です。

まとめ

パワハラが厳しく取り締まれる昨今、悲しいですが、相手のことを考えず感情で攻撃する人は一定数存在します。

パワハラをする人に気に入られようと近づくと却ってひどくなることもあります。

幸い最初に配属された病院以降、パワハラ上司に当たった経験はありません

アシオ
アシオ

パワハラ上司に当たったり、その人物から目をつけられるのは、交通事故に巻き込まれるようなものだと考えます

そんな環境にいつまでもいる必要はありません!

辞めたいけど、上司のパワハラが怖くて退職を申し出ることができない方も多いと思います。

私はどんなに世間に無責任と言われても、退職代行を利用してその場をいち早く離れてほしいです。

パワハラ社員を放置している職場に、自分の人生をかけて責任を果たす義務などありません。

そして、うまく適応できない自分を攻めることは絶対にしないでください

働く場所、働き方は無限にあります!

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今回の記事がパワハラに悩む方の参考になれば幸いです。

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