1〜3年目の薬剤師にオススメ!SNSを活用した薬勉強法を紹介

こんにちは。アシオです。
2023年 12月より休職中のHSP気質の薬剤師です。(2024年2月現在)
薬剤師はたくさんの薬の『効果』や『飲み合わせ』、『副作用』を覚えなくてはいけない職業なので、日々の勉強が欠かせません。
自分の経験上、いくら参考書を読んでもアウトプットをしなければ定着しにくいです。
そこで、私が行っているSNSで勉強内容を発信する方法をオススメしたいと思います。
アウトプットの重要性

何かの知識を得て、それを記憶に定着させるにはインプット(読む、見る)よりもアウトプット(話す、書く)の方が大事と言われています。
自転車も上手に乗るための『本』や『動画』を見ているだけでは、乗れるようになりません。
学んだことを実践する(アウトプット)ことで初めて自転車が乗れるようになります!
実はインプットよりも『アウトプットのほうが重要』です。
ただテキストを読むだけのインプットよりも、過去問などを解くアウトプットの方が、頭を重層的に使うからです。
インプットとアウトプットの繰り返し学習とは、暗記と問題演習の繰り返し学習とも言えます。
新人教育の意味

『2年目の薬剤師』に新しく入った薬剤師の教育係にさせる会社がほとんどです。
これは物事を教えるためにはそのことを深く理解している必要があるため、2年目の薬剤師を成長させるためです。
教えることが、より詳しく理解して記憶を定着させる手助けをしてくれます。
SNSを活用した勉強例
もし、自分の店舗に新人がいないと言う方は、『SNSなどで勉強内容を発信』してみることをオススメしましす。
こちらは私が実際にX(旧:Twitter)で発信している内容になります。


うつ病の患者に出される代表的な4つの抗うつ剤です。
それぞれに特徴がありますが、いざ『患者』や『医師』から違いの説明を求められた際に簡潔に答えることが難しいです。
そこで、薬剤師1年目に教えるつもりで、簡潔に比較するスライドを作成しました。
もちろん、スライドを作らずに文章だけで発信しても良いですが、イラスト調にまとめることで、より記憶に残ると感じます。
また、仕事で資料を作る際の練習にもなるので時間に余裕があれば作ってみることをオススメします。
投稿スライドを作る際のポイント

① 相手を想像した内容作り
分かりやすい資料(スライド)を作るためには、その内容を詳しく理解する必要があります。
そして得た知識をどうすれば分かりやすく伝えることができるかを考えてスライドを作りましょう!
② 文章が多くならないように
『文章が多い』と分かりにくい資料になります。
得た知識をどんどん要約して見やすいスライド作りを意識しましょう。
③ 参考書や文献の情報を発信
発信する情報は『インターネット』や『SNS』で得たものはやめましょう。
ネット情報は根拠にかけるものが多いです。
誰が見ても大丈夫なように、参考書や文献の内容を要約して発信するようにしましょう。
間違いや追加のコメントを受けて更なる
SNSで発信していると、『間違い』や『質問』を受けることがあります。


間違いを指摘されたら謝罪して正しい情報を載せましょう。
恥ずかしいかもしれませんが、その経験は一生忘れない記憶となりあなたの薬剤師経験を支えてくれます。
質問も、私見ではなく根拠をもとに発信しましょう。
オススメのアプリ
・canva
・phonto
Canva

誰でもプロが作ったようなデザインを作れるアプリです。
『豊富な素材』や『デザイン』があり、簡単にカスタマイズができます。
有料版と無料版がありますが、初心者は無料版で十分です。
ただし、スマホだと操作しにくいので、パソコンで作業することをオススメします。
phonto

簡単なスライドを作ることができます。
スマホでの操作性が高いので、出先の空き時間に使うと良いかもしれません。
私は用途に合わせて、CanvaとPhontoを使い分けています。
まとめ
普通に専門書や参考書を読むだけだと、記憶の定着や服薬指導時に曖昧な回答になりがちです。
今回の勉強方は自分だけでなく閲覧した方の知識向上にも役立ちます。
また、資料作成力なども鍛えられるので、若手薬剤師の方は是非取り入れてみてください!


